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2019年3月28日

プレスリリース

華星光電、提携パートナーとグローバル産業チェーンを構築し、
川上・川下企業の海外経営水準を向上させる。

 2019年3月28日、TCL集団インド産業パーク華星光電産業チェーン説明会が深セン華星光電で開催され、インド政府代表団体、インド駐中国広州総領事館代表、TCL集団高級副総裁、華星光電CEO金旴植など企業幹部、及び70社余りのサプライヤー企業の代表が今回の説明会に出席した。
 インド産業パークは華星光電が布石する海外生産の第一歩である。昨年華星光電インドプロジェクトが開始されて以来、インド政府と華星光電との交流や協力関係がより密接になっており、今回の産業チェーン説明会は、パートナーシップを向上させ、協力パートナーと共に華星光電グローバル産業チェーンを構築し、川上・川下企業の海外経営水準を向上させることを目的としている。それと共に、今回の説明会を通じてインド政府と華星光電の相互理解を促進し、協力パートナーにMade In ChinaからMade In Indiaへの発展機会を理解してもらう場を提供する考え。

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TCL集団インド産業パーク華星光電産業チェーン説明会

 説明会では、華星光電金旴植CEOはまずインド市場を重んじる華星光電の考え方を説明し、インド華星光電子会社に対する期待を示した。華星光電は創立以来、自ら組織体制を組み、自主建設、自主創造を通して、経営効率を業界トップレベルまで上げ、既に中国華南地区にテレビ向けパネル生産基地、華中地区に携帯向けパネル生産基地をそれぞれ完成させた、これからはインドに進出し、新たな事業を開拓していくと金CEOは述べた。
 金CEOは、インド政府に対し、TCLインド産業パークが計画通り完成できるよう、関税、インフラ整備などにおいて、TCLインド産業パークに変わらぬ、一貫した支援を下さるよう要請、華星光電もインド政府の全力支援の元、各協力パートナーとともに、目標を一つに、手を携わって共同前進し、輝かしい成果を作り上げる決心を示した。

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TCL集団高級副総裁、華星光電CEO金旴植

 インド政府及びインド駐中国広州総領事館がインドのビジネス環境、電子業界現状、優遇政策などを重点的に紹介し、投資家のインド進出を歓迎していることを述べた。
 インド華星光電総経理江友東は華星光電インドモジュールプロジェクトの概況、企画、建設進捗を紹介した。投資総額15.3億人民元に上る華星光電インドモジュールプロジェクトは大型テレビと中小型モバイル端末向けディスプレイを統合し生産する目論見、年間800万枚の大型テレビと3000万枚の小型携帯向けパネルを生産する計画だと江氏が述べた。2018年12月20日に着工セレモニーが行われてから、プロジェクトは順調に進み、2020年初に量産が実現する見込みである。
 最後に、華星光電サプライチェーン担当高級副総裁、深セン市華星半導体副総経理の金松は、華星光電産業チェーンの建設状況とインド産業チェーンの組み合わせに関する挑戦と計画を紹介した。金松副総経理によると、インドには現時点量産モジュール工場がなく、華星光電は最初の開拓者として、インドのモジュール産業とその川上サプライチェーン産業の構築をリードしていくことになるだろう。
 インドは既に市場規模において、世界第三のテレビ市場と第二の携帯電話市場となった、インド市場は数多くの中国企業の重点戦略市場にもなっている。中国のテレビメーカーの中に、TCLはじめ、多くの企業はインド市場への進出を加速させている、著名なグローバル携帯電話企業数社は既にインドで生産工場を立ち上げており、これから数年の間、中小型ディスプレーの需要が安定的な成長を見せるだろう。

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インド中央連合秘書/政府委員桑杰·库马尔·拉凯什
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インド華星光電総経理江友東
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華星光電サプライチェーン高級副総裁、
深セン市華星半導体副総経理金松
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説明会Q&A

 現在、華星光電はすでに中国国内に大中小インチサイズを網羅した、完全たる生産体制を作り上げた、世界半導体ディスプレイ分野における競争力はより著しく強くなっている。技術のアップグレードや生産能力の規模の増加につれ、華星光電の世界半導体ディスプレイ製品市場シェアが持続的に拡大している。そのうち、55インチテレビパネル市場シェアはすでに世界第一位に占めており、32インチテレビパネル市場シェアは世界第二位を維持している。中小型分野では、LTCP-LCDの出荷ランキングが世界第三位、中国国内第二位に躍進した。

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華星光電インドプロジェクトイメージ図

 インド市場は華星光電のグローバル化にとって重要な戦略市場であり、華星光電モジュール事業はインドに進出し、資本と技術が密集している半導体ディスプレイ産業を中心に、協力パートナーと携わって、川上川下のインフラ組み合わせを完備させ、現地の産業エコシステムを確立し、インドにおける最も競争力のあるスター企業になろうとしている。

以上